【夢を叶える方法14】~怒りの気持ちを伝える~

夢をかなえるゾウ0

もっと充実した人生を送りたい―――

2度の転職をするも、3社目はわずか3ヶ月で退職…。

30歳過ぎても、恥ずかしながら人生迷子。

それでも、本当にやりたいことや夢に向かって生きていきたい。

自分の「夢」を見つけて叶えるため

日々、神様ガネーシャより出される「課題」に対し、本気で取り組んでいく

そんな過程を綴っています。

今回の課題(テーマ)

怒りの気持ちを伝える

今回の課題はこれです。

課題の意図(結論)

ガネーシャ
ガネーシャ

これほんまに大事なことやで。もちろん、怒りを伝えるちゅうても大声で叫んだり、やたらめったらキレてええちゅうわけやないけど、自分が傷ついて苦しんでることをちゃんと相手に伝えることが、自分を大事にすることにつながんねんな。

※夢をかなえるゾウ0 P338 引用

ガネーシャはこのように課題の意図を解説しています。

実際に取り組んでみた(検証)

怒りの気持ちを伝える」ということなので、今回の課題も「待ち」の姿勢になります。

怒りの気持ちを伝えるシーンを待つというのも、なんとも不思議な感覚です。

ただ、「こちらから何か怒ることはないか?」と探しに行くというのも

課題の主旨ともずれる気がしたので、自然と湧きだす時を待つこととしました。

その時が訪れたのは、歯医者に行った時のことでした。

この休暇期間を利用して、自分のメンテナンスと称し、歯医者に通うようになりました。

しばらくぶりに行ってみると、虫歯も数本あるようで…

この日は3回目の診察のときのことです。

私が通っている歯医者は、近所に比較的できたばかりのきれいなところです。

歯科業界らしく?、接客という部分において丁寧な方が多い印象を持っていました。

その日も無事に治療を終え、あとはお会計と次回の予約確認を行うという状況です。

予約「確認」というのは、今日含めて来週の予約もまとめて取っていたためです。

私が怒りの気持ちを伝えることになったのは、そんなやりとりのときでした。

受付の方「あ、次回の予約なんですけど。27日の10時に取れていなくて。

今のところ10時半なら空きがなんとかあるんですが、大丈夫です?どうします?」

「え、えーと、確認しますが、予約が取れていないというのは…?

「前回対応した者の手違いで取れていなかったようで。で、どうですかね?」

と、こんなやりとりであった。

念のためスケジュールも確認したが、30分程度なので特に問題はなく。

だから、瞬間的に我を忘れるほどでもなかったし、

今思っても大したことでもないので

冷静な自分を保っている状態だった。

私「あ、30分ずれなら大丈夫ですよ。」

そんな風に返答をした。

ただ、自分の中で納得のいかない感情、違和感が湧いてくるのを確かに感じた。

なぜ、先に一言だけでも謝らないんだろう?

そんなことを感じながらも、了承する旨を伝えると

受「あ、どうもありがとうございます。今回は不手際ですみませんでした。」

と、トーンは軽めであったが謝罪の言葉をいただいた。

実際には「大丈夫」と返答したあたりで、今回の課題のことが頭によぎっていて。

せっかくなので、この実行チャンスを利用させてもらおうと

なんとも不思議な感覚だったが「怒りの気持ちを伝える」ことにした。

私「はい、できれば、最初にそのお言葉を言っていただきたかったです」

受「あ、、、申し訳ございません」

私「とんでもないです、こちらこそすみません。では、また次回もよろしくお願いします」

なんともぎこちないやりとりであったようにも感じつつ

謎に「怒りの気持ち」と共に「謝罪の言葉」も伝えてしまったが、

とりあえず今回も課題が実行できた。

そんなやりとりを経て、今回の課題について振り返ってみた。

まず、怒りの気持ちがなぜ湧いてきたのかを考えてみると、

自身が接客サービスとか、道理を通す、とか

もっと簡単に言うときちんとごめんなさい」と言うことを大切にしているのだと思った。

飲食業に長年勤めていたからこそ、自分のアンテナの感度もそこは高いのかもしれない。

もっと深く考えていくと、ある1つの言葉が浮かんだ。

「そこに愛はあるんか?」

長年接客業につとめていたからこそ、その重要性を認識していたのだと思う。

だから、そんな、些細なことであっても、相手を嫌な気持ちにさせてしまうことを。

接客サービスに関わることでは、

いくらでも精神的にしんどいシーンなんていくらでもあるし、

だからこそ強く報われてほしいと思っている。

つまるところ、あの受け付けの人も―――

もっと報われるように仕事してほしかったのだと思う。

好きの反対は嫌いではなく、無関心とよく言うが

この怒りも関心があったからからこそだと感じる。

そう考えると、これまでに感じてきた自分が怒りの気持ちが湧くことも、

捉え方が変わるように感じた。

例えば、

上司が取引先をぞんざいに扱ったときに覚えたあの怒り―――

そこには取引先への愛があったのかもしれない。

そんな風に考えると、自分を深く受け止められているように感じた。

今までの課題もそうだったが、

今回の課題も自分の大事を知ること、自分を大切にすること

そんなことにつながるのだと感じた。

ガネーシャも言うように、やたらめったら怒鳴る必要はないけど、

感情を出すのは必要だと思った。

我慢をして、自分の蓋に感情をして、嘘もついて

今までそうしてきたことを思い出した。

そうしていくうちに自分がわからなくなっていたのかもしれない。

これはおすすめの方法と言う形になるが

人に直接伝えるのはどうしても抵抗があるシーンもあると思うので

紙などに書き出すのも効果的だと思った。

そうするだけでも、自分の感情が少し冷静になって見つめなおすことができる

前回のやりたくない同様、

自分の嫌な所や負の感情にもしっかりと向き合ってはじめて

自分と向き合う、受け入れるということなんだと思った。

課題を通じて学んだこと(まとめ)

それでは今回のまとめです。

自分のネガティブな感情にこそ大切が隠されているということ

怒りの気持ちを伝えるのが難しい場合は紙に書いてみる。

ぜひ、皆さんも取り組んでみてください。

きっと、夢の実現への小さな一歩になります。

Audibleで聴くのもおすすめです。(30日間無料体験)

追記の後日談―――

ここまでこの記事を書き終えてから、再度虫歯の治療に通った。

受付すると開口一番に

「前回は予約の不手際で申し訳ございません。今回は変更いただきありがとうございました」

「いえいえ、とんでもないです。わざわざありがとうございます」

驚くべきだったのは、治療中、会計時と計3回もこのやりとりをしたことだった。

かえって申し訳ない気持ちにもなったが、丁寧なお気遣いに感謝です…

コメント

タイトルとURLをコピーしました